Leathers Day YOKOHAMA2025
10月11日(土)11:00-18:00
10月12日(日)10:00-16:00
あなただけの本物の革を。
国内外問わず様々なLeatherブランド、アパレルブランドが横浜に集う特別な二日間。
開催に伴いまして ”BROTHER BRIDGE”も出展致します。
出展に合わせ入手困難な馬革の部位を使用したLeathers Day 限定の商品をご用意いたしましたのでご紹介いたします。
”HENRY” SMOKEDO BLACK/CORDVAN
-HENRY×CORDVAN-
馬の臀部の限られた部位から採れる革がコードバンである。繊維は非常に緻密で硬質な強さを持ち、手入れを重ねることで表面には鏡のような光沢が生まれる。その希少性から「革のダイヤモンド」と呼ばれるが、17~18世紀のヨーロッパでは一般的な生活用品にも用いられていた。
当時の製法では、再しの工程にライ麦粉と白樺のタールが使われていた。ライ麦粉は革に柔らかさを与え、白樺のタールは抗菌性と独特の香気を付与する。タールは春に採取した白樺の皮を新で蒸留して得られ、燻煙に似た強い香りを持っていたと記録されている。
18~19世紀のロシアでは、このコードバンが伝統的な革として広く親しまれていた。ドイツの靴職人が伝えた技法が現地で発展し、その光沢から「シュピゲル(ドイツ語で鏡)」とも呼ばれていたという。
現在、コードバンは単なる素材としてだけでなく、ヨーロッパ各地の歴史的な製法や職人の技術を伝える存在として位置づけられている。その表面に現れる光沢の奥行きは、単なる美観を超え、素材としての価値を際立たせている。
"HENRY"VEGETABLE NUME/HORSE BUTT
-HENRY×HORSE BUTT-
革をす方法としては、古くから植物に含まれるタンニンを利用する技法が知られている。ミモザやチェスナットの掛皮などから抽出したタンニンだけで仕上げたものは「フルベジタブルタンニン鞣し」と呼ばれ、化学的な処理を行わないため、時間の経過とともに色味や風合いが深まり、革本来の素材感が際立っていく。使い込むほどに表情が変化し、持ち主の暮らしを映すように独自の姿へと育っていくのが特徴である。
その中でも、染色を施さない革は「ヌメ色」と呼ばれ、繊維の奥まで浸透したオイルによって自然な色むらが現れる。均一さよりも一枚ごとの個性を大切にする点に魅力があり、古来より実用性と美観の両面で重視されてきた。
特に馬の臀部のうち「バット」と呼ばれる繊維密度の高い部位をタンニン鞣しで仕上げると、他の革には見られない強いコシが生まれる。本来は非常に硬質な部分だが、イタリアに伝わる伝統的なバケッタ製法でオイルを深く浸透させることで、しなやかさと堅年さを兼ね備える革となる。さらに時間の経過に応じて色や艶が重層的に変化し、長く使うほどにその魅力を増していく。
”HENRY” SMOKEDO BLACK/CORDVAN
¥220,000+tax
SIZE 8/8.5/9
"HENRY"VEGETABLE NUME/HORSE BUTT
¥110,000+tax
SIZE 6.5/7/7.5/8/8.5/9/9.5/10/10.5/11
各商品数に限りがございます。
当日はBROTHER BRIDGEのブースにて沢山のご来場お待ちしております。