
2024SS - BROTHER BRIDGE


ESCAPE Ⅱ
USサービスブーツの中でも特に人気が高いM43(TYPE III)をベースにした「エスケープ Ⅱ 」。最も多く製造・支給されたブーツとして、その履き心地とブーツとしての完成度の高さが現代のブーツ製造における基本となっています。当時の米国では、靴の履き心地向上のために多くの医学研究者が関与しており、その成果がエスケープ Ⅱにも受け継がれています。



ESCAPE Ⅱ
今回のESCAPEは、定番モデルのVINTAGE CALFの革とは異なり、ステッチの色とタンの部分に遊び心を持たせ、あえてレザーソールにし、先芯を取ったクラシックな仕上がりにしました。
ソールの裏にはBROTHER BRIDGEの刻印を施しました。グッドイヤーウェルト製法で丁寧に作り上げました。
USミリタリーのM43をベースにした伝統的なブーツのデザインです。BROTHER BRIDGE でもアップデートを繰り返しながらリリースしてきました。厚く、硬い革を使ったブーツがこのデザインの本来の形でしたが、私達は比較的柔らかいカーフや銀付スエードなどを用い作り込んできました。



HENRY VINTAGE CALF
ブランドのアイコンとなっている「HENRY」。BBが掲げるスタイル「MODERN VINTAGE」にふさわしい1足です。
1920年代頃のアスレチックシューズをGoodyear製法で堅牢にそして上品に仕上げました。英国の偉大なるボクサー’Henry Cooper’より命名。
スポーティーなデザインに英国靴が持つ気品を加えました。トゥから流れるようなアイレットのラインとシューレースが唯一無二なスタイルです。



HENRY VACHETTA
革靴の原点に立ち返り、最上級の素材と技術を用いて作り上げたHENRY。
イタリアで古代から伝わるバケッタ鞣しの技術を用いた高級革と、伝統的なレザーソールの組み合わせは100年以上前から受け継がれた革靴作りの原点です。
天然素材を手間をかけて丁寧に作る精神をこのHENRYにも込めました。履き始めは少し固いですが馴染んだ頃には、より一層の愛着が湧くことでしょう。
革の良さを存分に味わえるよう不要なライニング、先芯は抜いていますので美しい畝るような皺をお楽しみください。


ANTALYA
中東の民族靴からインスピレーションを受け、フランス軍などで履かれていたルームシューズのデザインをミックスさせた一足です。
ローファーとは違いもっとリラックスして履けるデザインです。ライニングはボロネーゼ製法にステッチダウン製法を合わせグッドイヤーよりもカジュアルな印象になります。
アンタルヤは革を用いてますが、ドレスシューズというジャンルではなく、カジュアルなレザーシューズです。つまり古き時代から愛用されている普段靴になります。まだまだスニーカーが発展する前の時代はこのような伝統的なレザースリッポンが愛用されていました。



BENDEL
ニューヨーク5番街にあった老舗の高級百貨店”ヘンリ ベンデル”の創設者であるHenri氏が、ベルギーの靴職人と一緒に作り上げたことから「Belgian Shoes」という名が冠されたという。伝統的なベルジャンシューズは華奢でソールも薄いですが、BBのトラッド&ストリートに合うようにボリュームを持たせ再構築しました。一見ヨーロッパの匂いがしますが、太めのパンツに合わせると丁度いいバランスになります。



PALERMO
古くからリゾート地で履けていたレザーサンダルをBROTHER BRIDGEらしく上品に仕上げました。サンダルの定番デザインであるトングタイプのサンダル。難点は指の間が痛くなることや、歩きにくいこと。パレルモのサンダルはトングタイプの良さを残しながら、長時間の歩行にも快適に過ごせるよう甲ベルトを加えています。



GOGH
オランダな伝統的なワークシューズである木靴(サボ)からインスピレーション受けて制作しました。ビンテージのマンソン木型をベースにしています。
この木型は爪先が足の形に違いオブリーク調になっております。この木型はアメリカやドイツなどで良く使われていた木型ですをサボシューズ呼ばれるものは比較的簡易的な製法で作られる事がありますが、
ゴッホはBROTHERBRIDGEらしくグッドイヤー製法で長く履ける一足になっています。























